【損保数理】クレーム総額の分布関数の計算 移動ガンマ分布近似
クレーム総額の分布関数の計算のより一般的な方法として、ガンマ分布に近似させる方法があります。
を、パラメータを持つガンマ分布の分布関数としましょう。
ここで、このガンマ分布をだけ正の方向に移動させた分布関数を考え、これを移動ガンマ分布と言います。
クレーム総額を移動ガンマ分布で近似するとき、,が移動ガンマ分布の期待値、分散、3次積率と等しいとして近似します。
公式としてまとめると次の通りとなります。
移動ガンマ分布近似